寿司割烹 豊魚 とは?
三浦といえば、マグロ。マグロといえば三浦。首都圏では最もマグロが採れる港の一つ・三崎港がある三浦市には、いつも多くの観光客がマグロを求めてやってきます。
特にゴールデンウイークや夏休みは、あまりにも車が多すぎて、国道134号線が大渋滞になってしまうほどです。
では、そんなマグロが有名な三浦市において、どこのマグロ料理やお寿司が最も美味しいのか、とても気になるところ。そこでこの記事では、私が三浦市で一番美味しいお寿司屋さんだと考え、幼い頃から合計50回以上は通っている名店・寿司割烹 豊魚(ほうぎょ)をご紹介したいと思います。
普段は、三浦に観光に来る方中心に記事を書いていますが、今回は三浦市民の方にも是非読んでもらえたらと思っています(笑)
寿司割烹 豊魚を徹底解剖
※これ以降は、「豊魚」と記述します。
入店のキッカケ
実を言うと、初めて豊魚に行ったのがいつか覚えていません(笑)
というのも、物心がついた頃から、横浜に住んでいる祖父母が遊びに来た日、家族のうち誰かの誕生日、さらには大学受験後の祝勝会の日など、ちょっとしたイベントや大切な節目の時には、いつも豊魚で食事をしていたと記憶しています。
一時期、少し味が落ちて、足が遠のいたこともありましたが、ここ4.5年はいつも安定して美味しいです。やはり「海鮮料理は豊魚だなぁ」といつも感じます。
店の雰囲気
いわゆるちょっとした高級店ですので、店内はとても落ち着いた雰囲気です。店に入ると、右手にはカウンター、左手には座席があります。カウンターでは、1-2人ほどの板前さんがいつも真剣に寿司を握っています。
ガヤガヤ騒ぐようなお店ではないですが、それでもいつもリラックスして過ごせる空間ですよ。
豊魚のオススメ料理
ネタがデカすぎる寿司
豊魚の寿司の特徴は、新鮮なだけではなく、とにかくネタが大きいこと。ちょっと高級な寿司屋だと、ネタが小さくて、食べた気がしないのですが(もしかしたら貧乏性?)、豊魚のお寿司はとてもボリューミーで、お腹がいっぱいになります。
キラキラと輝く大きなお寿司は、何度見てもすごいな~と驚嘆してしまいます。豊魚特有のちょっと酸っぱめの酢飯と見事にマッチしているだけでなく、適度に握られているので、ネタが大きくても食べやすい。そして、何よりもネタが新鮮!時々、あまりにも新鮮過ぎて、ちょっと固めの白身魚に出くわすのも、フレッシュな魚を毎朝仕入れていることを表していると思います。
それが一番実感できるのが、ジャンボ寿司(3,200円)です。マグロだけでなく、ウニ、イクラ、ボタンエビなど、高級なネタもたくさん使われています。これ一皿頂けば、多くの方は満腹になるはず。
お寿司を堪能したらどんぶりも
豊魚でまず食べるべきは、お寿司だと思います。ですが、もし豊魚に2回以上来たことがあったり、複数人で来ていたりするのであれば、丼ものを頼むのもオススメです。
寿司屋である豊魚が提供するどんぶりは、三崎や城ヶ島にある海鮮料理屋のどんぶりと違って、とてもお酢がきいた酢飯を使っています。それが新鮮なお刺身のしっかりとした歯ごたえをうまく中和し、本当に素晴らしい味になるんです。
ちなみに豊魚の場合は、多少マグロの味が落ちていても分かりにくい「マグロの漬け丼」はなく、新鮮さにこだわって、そのままのマグロの刺身を使っています。もちろん、どちらがいいかは人それぞれですが、私はそんなところにも、豊魚が鮮度で勝負している様を感じ取ることができると考えています。
どんぶりは「まぐろの鉄火丼」と「ジャンボちらし」の2種類。前者は赤身マグロとネギトロという、私のようなマグロ好きには大歓喜のどんぶりです。
ジャンボちらしの方は、名前の通りこれまた刺身がデカい!これを食べれば、すぐにお腹がいっぱいになってしまうこと請け合いです。
お味噌汁は隠れた絶品
豊魚のお味噌汁は、無料で提供されます。カニやエビ、シジミなどのダシをふんだんにとったお味噌汁は、一口飲んだ瞬間から海の幸の香りがぶわ~っと広がります!
気付けば寿司よりもお味噌汁に熱中してしまって、先にそっちを飲み干してしまうこともあるほど。寿司屋でなければ楽しめない逸品です。
その日によって使われるアラが違うので、毎回違う味が楽しめるのもいいですよ!
たまには、イセエビやアワビも
仕入れの状況次第ですが、イセエビやアワビなど、高級食材の刺し盛も堪能できます!ここ数年は食べていないので過去のことで恐縮ですが、毎回運ばれてくるイセエビがまだ生きていて動いていました。
昔の自分にはとても印象的だったのですが、それくらい新鮮な食材を仕入れているということが、お分かりいただけると思います。
ブルジョワの方は、是非いかが?
豊魚って高い?いやコスパが良い!
私はここまで、「豊魚はちょっと高級」という旨のことを書いてきました。ですが、豊魚は、正直めちゃめちゃコスパが良いです!
というのも寿司のネタはとにかく大きいし、丁寧に板前さんが握ってくれます。さらに量をごまかしやすいどんぶりにおいても、十枚以上も刺身を使うなど、やはり味と新鮮さで真っ向勝負しています。
だからこそ、私の家族もみんな大好きで、ずっと通い続けているのだと確信しています。
メニュー
オススメポイント
送迎がある
三浦市内の方であれば、送迎を利用することも可能です。お酒を飲みたいけれど、引橋の辺りまで行くのは面倒...という方は、利用してみましょう!
鈴木水産で買い物ができる
三浦市観光をする方で、三崎や城ヶ島に行かない人はいないかもしれません。ですが実は、豊魚の近くでも新鮮な魚介類を購入できるんです。
それが豊魚ど同系列の鈴木水産です。もし三崎などで見つからない食材があったり、買い忘れた商品があったりした時は、豊魚で食事がてら、鈴木水産で買い物できます!鮮度はご約束します。
全席イス席に変更
以前まで豊魚は、カウンター席以外は畳のお座敷でした。しかし、数年前にイス席に変更になり、スムーズに食べやすくなりました。
お持ち帰りもOK
新型コロナウイルスの影響で、なかなか外での食事が楽しめなくなっている昨今。しかし!豊魚なら、事前にお電話一本で予約してお持ち帰りすることができるので、安心です!
プラスチックの容器だと味気ないお寿司ですが、豊魚は容器ごと貸してくれるので、店で食べるのと同じ高級感を味わえますよ?
まんぷく券も使える
私が三浦出身だと伝えると、多くの方が口をそろえて言う「三崎まぐろきっぷの町でしょ?」という言葉。三浦を訪れる多くの方が使っているまぐろきっぷの特典でもある「まんぷく券」で、豊魚も楽しめちゃいます!
店舗情報
住所・アクセス
三浦市初声町下宮田50-3
自動車
三浦縦貫道・高円坊出口から車で20分。国道134号線を三崎方向に進み、引橋の交差点を左折、30秒ほどいくと左手すぐにあります。駐車スペースはかなり広いので、ゆとりがあります。
電車・バス
京急線で三崎口駅まで。そこから「三崎港」「三崎東岡」「油壷」行などのバスに乗り、「引橋」にて下車。バス停から徒歩2分ほどです。
さいごに
毎週のようには行けないかもしれません。ですがたまに楽しみに訪れるのには、何よりもピッタリのお寿司屋さんだと思います。
皆さんも豊魚に是非行ってみてくださいね!もしかしたらお店でお会いする日もあるかもしれません(笑)