桜まつりは中止だけど...三浦海岸の河津桜がもうすぐ満開ですよ

三浦海岸の河津桜が見頃を迎えています。毎年この時期になると楽しみにしているが「河津桜」です。可愛らしいピンク色の桜の花を見ると、うきうきした気分になりますね～。

今年は残念ながら「桜まつり」は中止ですが、のんびりお散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。

河津桜って？

河津桜は、静岡県河津町がルーツの桜。ソメイヨシノに比べて花の色が濃いのが特徴です。

1955年、静岡県河津町の河津川沿いの雑草の中で1ｍほどの原木を地元の住民が偶然発見し、庭先に植えたことが由来だそうです。

なぜ三浦に河津桜？

なぜ河津桜が三浦にあるのか？というと、1997年、夜になると薄暗くなる三浦海岸の駅を明るくするために、地元商店主の有志が立ち上げた「三浦海岸まちなみ事業協議会」のメンバーが同年のクリスマスにイルミネーションを計画。

点灯用に山から花が咲かない桜の木を切ってきて植樹したのですが、地元の人達からの「桜の花が楽しみ」との声をうけ、三浦と気候のよく似た静岡県河津町の「河津桜」を植えたいと考えました。

河津町に河津桜を植樹したいとお願いにいきましたが、「門外不出」とのことで、断られてしまった。しかし、なんとか桜で町おこしをしたいと、何度も河津町に足を運んでお願いをしたところ、その願いを受けいれてくれた河津町から、1999年1月に350本の苗木が届けられました。

それから20年あまり。いまでは、1000本の河津桜が植えられ、桜まつり開催時は約30万人の観光客が訪れるほどになったのです。

いつ頃から咲くの？

毎年2月初旬頃に蕾がほころびはじめ、中旬くらいに見頃を迎えます。下旬には満開になりますよ。ソメイヨシノより1ヵ月くらい早く桜が楽しめますね。

桜の木の下には、菜の花が咲いており、桜のピンク色と菜の花の黄色とのコントランスがなんとも美しい。

どこで咲いているの？

三浦海岸駅前から小松ヶ池公園までの約１㎞がメインです。三崎口駅付近にも数本咲いています。

京急線の線路沿いに咲いているので、真っ赤な京急の電車と桜のピンク、菜の花の黄色が可愛らしい。

特におすすめは陸橋の上から。インスタ映え間違いなしの写真が撮れるかも～。